=============================
Have Stretchに関してはこちらから
https://havestretch.com/about/
是非ご覧ください
=============================
こんばんは!
Have Stretchの長谷川です!!
当施設は静岡市清水区のJR清水駅前に店舗を構える理学療法士が対応する本格的なストレッチ専門店です。
ストレッチと聞くと自分でやるの?というイメージがありますが、お客様はベッドに横になるだけ!
あとはスタッフがお身体の状態に合わせてストレッチを実施致します。
当施設の特色として、医療施設で経験を積んだ理学療法士が肩こり・腰痛・姿勢改善をはじめ、痛みやコリの解消・再発予防のための体づくりまでを最大限サポートさせていただきます。
また、諸症状の改善に限らず、スポーツでのコンディショニング向上やパフォーマンスアップ、ダイエットなどにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
前回、猫背や肩周りがこる原因の1つである大胸筋と小胸筋についての紹介をさせていただきました。
今回も猫背や肩こりの原因に近い問題である【大菱形筋・小菱形筋】に関して紹介させていただきます!!
今まで紹介してきた筋肉の中では少しマニアックな筋肉かもしれません!
【ブログの目次】
①:大菱形筋・小菱形筋とは?
②:大菱形筋・小菱形筋が硬いと生じるデメリット 3選!
③:大菱形筋・小菱形筋ストレッチのメリット 3選!
④:大菱形筋・小菱形筋のストレッチ方法
①:大菱形筋・小菱形筋とは?
<大菱形筋 小菱形筋>
大菱形筋は胸椎から肩甲骨の内側に付着しており、小菱形筋は頚椎から肩甲骨の内側に付着しています。
大菱形筋と小菱形筋は僧帽筋の下にある深層で筋肉を形成しており、この2つの筋肉を総称して菱形筋群と呼びます。
肩関節の動きや肩甲骨の安定性に関して重要な役割を果たす筋肉であり、肩甲骨を内側に寄せる動きなどをおこないます。
菱形筋群は肩甲骨を背中に寄せることで胸を開く動きのサポートし、腕から肩を引くなどの動作に大切な筋肉です。そのため、レシーブや投球などのオーバーヘッド動作に大きな役割を果たしています。
②:大菱形筋・小菱形筋が硬いと生じるデメリット 3選!
・腕が上げにくくなる
菱形筋群が硬くなると肩甲骨の動きや安定性が低下してしまうため、肩関節の機能も低下します。
結果、腕がスムーズに上がらなくなる状況になり、肩関節の筋肉や関節包という軟部組織を損傷してしまう可能性があります。
・肩こりが出現する
菱形筋群が硬くなると背中に肩甲骨を寄せる動きが低下するため、胸を開く動きのサポートも減少します。結果、肩甲骨は猫背のような前へ倒れるような動きになりやすくなり、頭部の重心が過剰に前方移動し、首周りの筋肉が緊張してしまいます。
・姿勢が悪くなる
肩甲骨は姿勢に大切な役割を担っています。菱形筋群が硬いと肩甲骨を背中へ寄せる動きが低下するため、背骨が丸まったような猫背の姿勢になります。
③:大菱形筋・小菱形筋ストレッチのメリット 3選!
・腕が上げやすくなる
菱形筋群が柔らかくなると肩甲骨の動きや安定性が向上するため、肩関節機能も向上します。
結果、腕がスムーズに上がるので肩関節の筋肉や関節包などの軟部組織を損傷するリスクは下がります。
・肩こりの予防へ
菱形筋群が柔らかくなると背中に肩甲骨を寄せる動きが向上する、胸を開く動きのサポートが向上します。結果、肩甲骨は後ろに引く動きが入り、頭部の重心に関しても過剰な前方移動が減少するので、首周りの筋肉が緊張は減少させることができます。
・姿勢が良くなる
菱形筋群が柔らかくなると肩甲骨を背中へ寄せる動きが向上するため、背筋を伸ばす姿勢の動きがおこないやすくなります。その結果、猫背の姿勢を防ぐことができます。
④:大菱形筋・小菱形筋のストレッチ方法
最後に大菱形筋の小菱形筋のストレッチを紹介します。
また、これらの筋肉は脊柱から肩甲骨に付着しているため、全体的な姿勢のストレッチと肩甲骨周りのストレッチの両方をおこなうことがオススメです。
注意事項として、大菱形筋・小菱形筋のストレッチをおこなう際は、無理やり強く伸ばし過ぎないようにしてください。ストレッチを強くおこなうと首や肩を痛める・腕が痺れる可能性があるため、痛みや痺れが生じた場合は中止することをお勧め致します。
深呼吸をしながらリラックスした状態で、心地よい程度のストレッチで行うことをお勧め致します。
・菱形筋群、肩甲骨ストレッチ 初心者編
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①両手は膝にかけ、骨盤は立てた状態でスタートする。
②息を吐きながら膝で手のひらを押すと同時に、背中は後ろに倒すように丸める。
・菱形筋群、肩甲骨ストレッチ 上級者編
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①肩幅と腰幅に対して四つ這いの姿勢をとる。
②息を吐きながら目線は前を向き、背中から骨盤までを反る。
③息を吸いながらおへそをのぞき込むように背中を丸める。
今回はどなたでも比較的行いやすい、大菱形筋・小菱形筋のストレッチ方法を紹介させていただきました。
柔らかくする方法は他にありますので、気になる方はぜひ当施設へお越しくださいませ!
次回のストレッチもお楽しみに!!
当施設のストレッチを通して身体をほぐすこと・整えることの大切さを知っていただき、少しでもイキイキとした生活をサポートできるよう努めてまいります。
痛みやコリを無くしたい方、自分にあったセルフケアのメニューを知りたい方、スポーツパフォーマンスを上げたい方、ダイエットも兼ねて代謝を上げたい方、産後の不調を改善したい方など様々な目的にてご利用頂いておりますので、是非一度ストレッチの効果をご体感ください。
公式アカウントでもご相談受け付けております
LINE公式アカウントはこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
~引用・参考文献一覧~
1)河上敬介,磯貝香(1998)骨格筋の形と触察法. 大峰閣. 熊本
2)市橋則明(2017)身体運動学 関節の制御機構と筋機能. 株式会社メジカルビュー.