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1 膝の痛みについて

膝の痛みの原因は様々存在します。その1つに運動不足が挙げられます。
運動不足により、膝関節周囲をはじめとした下半身の筋肉の柔軟性が低下します。
その結果、膝関節の曲げ伸ばしを行う時に、正常な関節運動が行うことができずに膝の筋肉・靭帯・半月板・関節へと痛みが生じます。
また、過剰な運動によって筋肉などの組織を損傷して痛めてしまうこともあります。

膝の痛みは人によって、痛む箇所や痛みが出現するタイミングが様々です。
痛みの箇所は大きく分けて4つあります。

①:膝のお皿~太もも前
②:膝~太ももの裏
③:膝~太ももの外側
④:膝~太ももの内側
①~④いずれかに痛みが出現することもあれば、数か所に痛みが出現する可能性もあります。


痛む箇所によって筋肉の硬さにも違いがあるので、ストレッチの対応も変化します。
ストレッチで柔軟性を出すことで、筋肉や関節への負荷を減らすことが可能であるため、ストレッチを行うことはとても大切です。

※痛みで日常生活に著しく支障をきたす場合や、痺れや脱力感を感じる場合にはセラピストの判断のもと、ストレッチを中止する場合があります。

2 膝の痛みに対する治療

【医療保険内で行う基本的な膝の痛み治療】
医療保険内で行う基本的な膝の痛みに対する治療としては、リハビリ・薬物療法・手術療法の3つがあります。

◆リハビリ
ストレッチ・筋力強化などの運動療法を行う。
温熱・電気・水治療法などの物理療法を行う。

◆薬物療法
消炎鎮痛薬や湿布薬、血流改善薬、弛緩薬、または関節内注射など。

◆手術療法
膝の靭帯や半月板を修復、人工関節に置換する、

医療保険内で行う治療は上記の3つが大きく代表となります。


【当施設で実施する施術内容】
当施設では、国家資格である理学療法士が監修したストレッチ専門店です。専属トレーナーがストレッチを中心に膝の痛みを解消するための施術を実施致します。ストレッチを行うことで筋肉の柔軟性が向上し、膝への負担を軽減することができます。また、関節運動を伴って伸ばす方法により、筋肉全体へ伸びる利点もあります。

3 膝の痛みに対するストレッチの利点・方法

膝の痛みに対してストレッチを行うことは推奨されています。
日本人に多いとされている変形性膝関節症を例に挙げて説明致します。日本整形外科学会の変形性膝関節症ガイドラインによると「定期的な有酸素運動、筋力強化訓練および関節可動域訓練を実施し、かつこれらの継続を奨励する.」1)との報告があります。
筋肉の硬さは膝の動きを制限し、かつ関節の負担を増加します。長期的になると関節の摩耗や炎症などの痛みの原因となります。そのため適切なストレッチを実施することで、関節の動きがスムーズになり、変形や炎症の原因となる膝への負担も軽減することができます。


今回は、4つの膝の痛みが生じる箇所に合わせて、各ストレッチを紹介します。


【①:膝のお皿~太もも前】
ハムストリングスストレッチ 殿筋ストレッチ もも前ストレッチ
ハムストリングス➔もも裏ストレッチ座位
殿筋ストレッチ ➔お尻ストレッチ(片脚あぐら+膝抱え) 
もも前ストレッチ➔もも前ストレッチ(側臥位or立位で椅子利用)


【②:膝~太ももの裏】
ハムストリングスストレッチ 殿筋ストレッチ 広背筋ストレッチ
ハムストリングス ➔もも裏ストレッチ
殿筋ストレッチ  ➔お尻ストレッチ(片脚あぐら+膝抱え)
広背筋      ➔広背筋ストレッチ


【③:膝~太ももの外側】
ハムストリングスストレッチ 殿筋ストレッチ もも前ストレッチ 広背筋ストレッチ 
ハムストリングス➔もも裏ストレッチ
殿筋ストレッチ ➔お尻ストレッチ(片脚あぐら+膝抱え) 
もも前ストレッチ➔もも前ストレッチ(側臥位or立位で椅子利用)
広背筋     ➔広背筋ストレッチ


【④:膝~太ももの内側】
ハムストリングスストレッチ(内側) 殿筋ストレッチ 広背筋ストレッチ
ハムストリングス(内側)➔内側うちももストレッチ
殿筋ストレッチ ➔お尻ストレッチ(片脚あぐら+膝抱え) 
広背筋     ➔広背筋ストレッチ


※もも裏ストレッチ、お尻ストレッチ、広背筋ストレッチ、もも前ストレッチの画像添付


【運動の注意点】
※ご高齢の方や体力に不安のある方、足腰などの関節に痛みがある方は痛み・違和感のない範囲での実施をおすすめします。
※ストレッチ実施時に、痛みが出た場合は、速やかに中止して下さい。
※ストレッチ実施時に、膝周りや下半身に痺れ・脱力感などの症状が強く出る場合は専門医への受診をおすすめ致します。

4 Have Stretchでのストレッチ

【理学療法士が監修したストレッチ】
Have Stretchでは、臨床で経験を積んだ理学療法士がストレッチを監修し、専属のトレーナーがお客様のお身体に合わせて施術を行います。カウンセリングにてお客様の生活習慣や身体状況を把握し、膝の痛みを解消はもちろん、症状の再発防止や日常生活上でのアドバイスまでサポート致します。


【ストレッチとマッサージの違い】
ストレッチとマッサージのメリット・デメリットをご紹介します。
2つとも基本的に得られる効果は似ていますが、大きな違いとしては3つあります。
①ストレッチの方が揉み返しのリスクが低い
②ストレッチ方法の種類が多いので汎用性が高い
③セルフストレッチの種類が豊富


◆ストレッチ
〈メリット〉
・筋肉全体を伸ばすことができる。
・関節運動を伴うストレッチは筋肉や関節周りの組織も伸びる。
・揉み返しの症状が比較的出にくい。
・ストレッチ方法が豊富なのでお客様に合わせやすい。
・血流促進が期待できる。
・セルフストレッチの種類が豊富。


〈デメリット〉
・局所的に硬い部分だけを伸ばすことは困難。

◆マッサージ
〈メリット〉
・局所的に硬い部分を集中してほぐすことができる。
・血流促進が期待できる。
・関節運動を伴うと痛い場合にもマッサージで周りの筋肉をほぐせる。

〈デメリット〉
・局所的にマッサージするので揉み返しが起きやすい。
・筋肉全体を伸ばすことは困難。


当施設の施術はストレッチを中心に行う専門店ですが、トレーナーの判断のもと、状況に応じてストレッチとマッサージのメリットを活かした施術を実施致します。

5 体験談

【ご利用者様の紹介】
◆ご利用者   :60代女性
痛みやハリの部位:『膝の内側と前に痛みと太もも周りの痛みやハリ』
施術前     :歩き始めや立ち上がりで膝の内側と前に痛みと筋肉にハリ感出現する。
施術後     :膝の内側と前の痛みと筋肉のハリ感が楽になりました。
感想      :仕事を引退してから家にいることが増え、運動不足で体重も増加しました。
         トレーナーの方は私に合ったストレッチをしてくれました。
         痛みやハリが:減ったので今後も通いながら運動も行っていきたいと思います。


◆ご利用者様  :50代男性
痛みやコリの部位:『膝の裏周囲と外側に痛み、太もも周りにコリ感』
施術前     :動き始め・運動後に膝裏周囲と外側に痛み出現 コリ感は常にある。
施術後     :動き始め・運動後に膝裏周囲と外側の痛みとコリが楽になりました。
感想      :サッカーの参加を増やしてから、今の症状が日常生活に出るようになりました。
         痛みやコリも少しずつ減り、サッカーと日常生活に支障は無くなりました。
         トレーナーには普段の生活で使い過ぎている筋肉や、硬くて使えていない筋肉を
         教えてくれました。今では自分でも日常生活に気を付けるようにしています。


◆ご利用者様  :10代男性
痛みやハリの部位:『もも裏を伸ばすと痛みとハリ感がある。硬くて伸びない』
施術前     :身体が硬いことで、サッカー競技でレベルの高い動きが困難。
施術後     :痛みは無くなった。前よりも競技で動きが出しやすくなった。
感想      :小さい時から身体は硬かったが、そのままにしていたら膝を痛めました。
         身体が硬いことでサッカーの時に出したい動きが上手くできないので、
         そこを改善したくてストレッチを受けにきました。トレーナーは僕の出したい
         動きや今後ケガをしにくい身体作りを考えてくれました。
         今の僕に必要な動きを考えてくれたのでパフォーマンスは上がったと思います。

6 スタッフからのメッセージ

膝の痛みは多くの人に出やすい症状であり、体重増加などの影響を受けやすい負担のかかる部位です。膝を痛めてしまうと、歩きや走りに支障をきたしてしまいます。『買い物』『お出かけ』『家などの室内』など日常生活での移動も困難な状態に陥ります。
また、膝の痛みは人によって生活習慣や身体の状況によって痛む箇所や出現するタイミングも異なります。そのため、日常生活で膝の痛みを出現させないことはとても大切です。
インターネットを使用すれば、膝の痛みに関しての情報は沢山手に入れることができますが、その情報が「あなた自身の身体や環境に合ったもの」とは限りません。そのため、お客様ご自身では解決できない問題がありましたら、当施設に専門のスタッフが在籍していますので、改善へ繋げられるように全力で対応致します。
当施設のストレッチを通して『悩みがなくなって毎日が楽しい』『前より快適に運動ができるようになった』など、身体をほぐすこと・整えることの大切さを知っていただき、少しでもイキイキとした生活をサポートできるよう努めてまいります。
経験豊富な理学療法士がお客様の身体環境や生活習慣も考慮しながら、『痛みやコリを無くしたい』『楽しく趣味をしたい』『スポーツパフォーマンスを上げたい』などの目標に対して、若年層からシニアまで幅広くマンツーマンで対応していますので、お気軽にご相談下さい。


~引用・参考文献一覧~
1):津村弘(2017).変形性膝関節症の管理に関するOARSI勧告-OARSIによるエビデンスに基づくエキスパートコンセンサスガイドライン(日本整形外科学会変形性膝関節症診療ガイドライン策定委員会による適合化終了版).日本内科学会雑誌,2017,106(1), pp.75-83.

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