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こんにちは!
Have Stretchの長谷川です!
当施設は静岡市清水区のJR清水駅前に店舗を構える理学療法士が対応する本格的なストレッチ専門店です。
ストレッチと聞くと自分でやるの?というイメージがありますが、お客様はベッドに横になるだけ!
あとはスタッフがお身体の状態に合わせてストレッチを実施致します。
当施設の特色として、医療施設で経験を積んだ理学療法士が肩こり・腰痛・姿勢改善をはじめ、痛みやコリの解消・再発予防のための体づくりまでを最大限サポートさせていただきます。
また、諸症状の改善に限らず、スポーツでのコンディショニング向上やパフォーマンスアップ、ダイエットなどにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
前回は深層外旋六筋についてや硬くなることによるデメリット3選を紹介しました。
今回は股関節の後ろに存在する6つの筋肉【深層外旋六筋】をストレッチすることで得られるメリット3選とストレッチ方法を紹介させていただきます。
【ブログの目次】
~おさらい 深層外旋六筋とは?~
~深層外旋六筋ストレッチ メリット3選!~
~深層外旋六筋のストレッチ方法~
~おさらい 深層外旋六筋とは?~
深層外旋六筋は股関節を外旋させたり、股関節の安定性を保つ役割を担っています。
種類は梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋で構成されています。
青色でマーカーを引いている部分が上記の筋肉にあたります。
深層外旋六筋の1つである梨状筋の下に坐骨神経が通過しており、梨状筋が硬くなると坐骨神経を圧迫して坐骨神経痛に繋がる可能性があります。
また、【脚を組んで座る】、【あぐらをかく】、【長時間座る】といった状況が多いと硬くなりやすいです。
~深層外旋六筋ストレッチ メリット3選!~
①股関節の動きがスムーズに
深層外旋六筋は股関節の後ろに付着しており、これらの筋肉が柔らかくなると股関節が前へ動かしやすくり、脚を内側に捻る動きが行いやすくもなります。
②骨盤や姿勢の歪み防止へ
深層外旋六筋が柔らかくなることで骨盤の後傾が減少します。
そうすると骨盤を前に立てやすくなり、自然と背筋を伸ばすことができます。
背筋を自然に伸ばすことができると余分に生じる肩こりなども防ぐことができます。
③股関節の痛みや坐骨神経痛の防止へ
深層外旋六筋が柔らかくなることで股関節を安定化するための筋収縮がしっかり入り、関節や他の筋肉への負荷を減らすことができます。
また、深層外旋六筋の1つである梨状筋も柔らかくなることで、その下を通過する坐骨神経の圧迫や癒着を防ぐことができます。
~深層外旋六筋のストレッチ方法~
最後に深層外旋六筋のストレッチを紹介します。
注意事項として、ストレッチをおこなう際は、無理やり強く伸ばし過ぎないようにしてください。
ストレッチを強くおこなうと股関節を痛めたり、脚が痺れる可能性があります。そのため、痛みや痺れが生じた場合は中止することをお勧め致します。
深呼吸をしながらリラックスした状態で、心地よい程度のストレッチで行うことをお勧め致します。
・深層外旋六筋のストレッチ 仰向けVer
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①仰向けで両膝を立てて、片脚を膝の上に乗せる。
②。膝を抱えて身体と膝を抱きよせる。この時、お尻の張りを感じるところまで寄せる。
・深層外旋六筋のストレッチ 長座位Ver
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①座った状態で両腕は後ろに引き、両膝は立てる。その状態から片脚を膝の上に乗せる。
②息を吐きながら胸を張り、骨盤を立てる。
※②を行う時に股関節前が詰まる場合、膝を曲げる角度を浅くする。
・深層外旋六筋のストレッチ 片脚あぐらVer
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①片脚を膝の上に乗せ、骨盤を立てる。
②骨盤を立てたまま、胸を前に突き出すように身体を倒しす。
・深層外旋六筋のストレッチ 膝抱えVer
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①片脚を膝の上に乗せ、骨盤を立てる。
②骨盤を立てたまま、乗せている膝を身体に引き寄せる。
今回は様々なシチュエーションでも行いやすいストレッチを紹介させていただきました。
柔らかくする方法は他にありますので、気になる方はぜひ当施設へお越しくださいませ!
次回のストレッチもお楽しみに!!
当施設のストレッチを通して身体をほぐすこと・整えることの大切さを知っていただき、少しでもイキイキとした生活をサポートできるよう努めてまいります。
痛みやコリを無くしたい方、自分にあったセルフケアのメニューを知りたい方、スポーツパフォーマンスを上げたい方、ダイエットも兼ねて代謝を上げたい方、産後の不調を改善したい方など様々な目的にてご利用頂いておりますので、是非一度ストレッチの効果をご体感ください。
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~引用・参考文献・参照資料・参考書籍一覧~
1)河上敬介,磯貝香(1998)骨格筋の形と触察法. 大峰閣. 熊本
2)林典夫(2008) 運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹. 青木隆明監修,株式会社メジカルビュー社.
3)市橋則明(2017)身体運動学 関節の制御機構と筋機能. 株式会社メジカルビュー.
4)Giphart JE et al : Recruitment and activity of the pectineus and piriformis muscles during hip rehabilitation exercises: An electromyography study. Am J Sports Med, 40 (7) : 1654 1663, 2012.
5)Hodges PW et al : Insight into the function of the obturator internus muscle in humans: Observations with development and validation of an electromyography recording technique. J Electromyogr Kinesiol, 24 (4) : 480-496, 2014.