こんにちは!
静岡リハビリセンターの長谷川です!
当施設は静岡市清水区のJR清水駅前に店舗を構える自費のリハビリ施設です。
経験豊富な理学療法士が一人ひとりの目標やお身体の状態に合わせてマンツーマンでのリハビリを実施致します。
脳梗塞、脳出血の後遺症の方だけでなく、パーキンソン病などの神経疾患の方、脊柱管狭窄症や変形性関節症などの骨・関節疾患の方、整形疾患の術後リハビリなど様々な目的にてご利用いただいており、クリニックやデイサービスの保険下リハビリと併用される方も多くいらっしゃいます。
前回は大腿四頭筋についてや大腿四頭筋が硬くなることによるデメリット3選を紹介しました。
今回は【大腿四頭筋】をストレッチすることで得られるメリット3選とストレッチ方法を紹介させていただきます。
【ブログの目次】
~おさらい 大腿四頭筋とは?~
~大腿四頭筋ストレッチ メリット3選!~
~大腿四頭筋のストレッチ方法~
~おさらい 大腿四頭筋とは?~
大腿四頭筋とは大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の4つで構成された筋肉を総称した名前です。
また、人体で最も体積の大きな筋肉であり、筋肉の発揮力もとても強力です。
主な役割は膝関節の伸展、股関節の屈曲運動を行います。
日常生活では、歩きや階段の上り下り・椅子から立ち上がる・しゃがむなどの動作で使用します。
またスポーツでは走る・蹴る・跳ぶといった全ての動作で必要になってきます。
大腿四頭筋の機能低下はオスグッドやジャンパー膝・骨盤の剥離骨折・膝蓋骨の脱臼・変形性膝関節症など、さまざまな疾患に関与してきます。
そのため、大腿四頭筋は柔軟性と筋力をしっかりと能力を向上させることが大切です。
~大腿四頭筋ストレッチ メリット3選~
①階段や歩行がスムーズになる
大腿四頭筋は階段昇降や歩行をおこなう時に必要な筋肉です。
大腿四頭筋が柔らかく、筋力が発揮しやすい状態だと膝は深く曲がり、踏ん張りも効きやすくなります。
②しゃがみ込みができる
大腿四頭筋は大腿骨の前から後ろまで包み込むような筋肉の構造になっています。
この筋肉が柔らかくなると膝を曲げる時に突っ張らずに深く曲げることができます。
その結果、しゃがみや正座もスムーズにおこなえます。
③膝関節や他関節への痛み防止へ
大腿四頭筋は膝関節の安定性や運動性に大きく関与した筋肉です。
この筋肉が柔らかく、筋力が発揮しやすい状態だと膝関節への余分な負荷をかけないため、関節や筋肉に痛みを起こすリスクも減少します。
また、大腿四頭筋の1つである大腿直筋は骨盤から膝蓋骨まで繋がっているため、この筋肉が柔らかいと股関節周りや腰などにも悪影響を及ばずに済む可能性があります。
~大腿四頭筋のストレッチ方法~
最後に大腿四頭筋のストレッチを紹介します。
注意事項として、ストレッチをおこなう際は、無理やり強く伸ばし過ぎないようにしてください。
ストレッチを強くおこなうと膝関節や股関節・腰を痛めたり、脚が痺れる可能性があります。そのため、痛みや痺れが生じた場合は中止することをお勧め致します。
深呼吸をしながらリラックスした状態で、心地よい程度のストレッチで行うことをお勧め致します。
・大腿四頭筋ストレッチ 初心者Ver
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①片膝を椅子に乗せ、反対側を前に出す。
②良い姿勢を維持したまま身体を前方に移動させる。
③前方移動させる時に腰を反りすぎないように注意する。
・大腿四頭筋ストレッチ 上級者Ver
メニュー:10秒×3~5セット(左右)
注意点 :①横向きで右(左)足首を掴む。
②膝が後ろに移動するように足首を引っ張る。
③腰が反りすぎないように注意する。
今回は大腿四頭筋をストレッチすることで得られるメリット3選とストレッチの方法を紹介させていただきます!
次回のブログを楽しみにお待ちください!!
【参考資料・引用ページ】
◆T-performance様(https://t-performance.info)
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~引用・参考文献・参照資料・参考書籍一覧~
1)河上敬介,磯貝香(1998)骨格筋の形と触察法. 大峰閣. 熊本
2)林典夫(2008) 運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹. 青木隆明監修,株式会社メジカルビュー社.
3)市橋則明(2017)身体運動学 関節の制御機構と筋機能. 株式会社メジカルビュー.