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ハムストリングスが硬いと膝の半月板を痛める

2023年1月10日

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Have Stretchに関してはこちらから

https://havestretch.com/about/

是非ご覧ください

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こんにちは!

Have Stretch長谷川です。

 

 

 

当施設は静岡市清水区のJR清水駅前に店舗を構える理学療法士が対応する本格的なストレッチ専門店です。

 

 

 

ストレッチと聞くと自分でやるの?というイメージがありますが、お客様はベッドに横になるだけ!

あとはスタッフがお身体の状態に合わせてストレッチを実施致します。

 

 

 

当施設の特色として、医療施設で経験を積んだ理学療法士が肩こり・腰痛・姿勢改善をはじめ、痛みやコリの解消・再発予防のための体づくりまでを最大限サポートさせていただきます。

 

 

 

また、諸症状の改善に限らず、スポーツでのコンディショニング向上やパフォーマンスアップ、ダイエットなどにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

今回は以前のブログでもお話させていただきました。

ハムストリングスが硬くなることによって、半月板に起きる問題についてお話をさせていただきたいと思います!

以前のお話が気になる方は、12月18日に投稿してありますブログを読んでいただくと幸いです。

 

 

 

では半月板についてのお話を進めて参ります!

膝に付いているハムストリングスですが、その筋肉が伸び縮みできないような硬さになると、伸びないことによって膝関節を真っすぐに伸ばせなくなったり、縮まないことによって膝を曲げにくい状態になります。

 

 

 

そのため、【曲げ伸ばしの動き】が出なくなる事によって起こりえる問題はたくさんあります。

膝関節が本来の動きを行えなくなると、膝の中にあるクッション・動きを助けてくれる存在である半月板や、他にも膝のお皿の下にある脂肪や靭帯・筋肉にも過剰な負荷がかかってしまい、痛みが生じてしまいます。

 

 

 

余談になりますが、よくダイエットで痩せるために運動を始めようとした方が稀に半月板を少し損傷してしまうことがあります。

体重を減らすことも大切ですが、まず運動前に身体の関節がしっかり動く環境にするためにもストレッチは必要であると考えます。

 

 

 

半月板に痛みが生じる問題を説明する前に、まずは皆さまも耳にしたことがある【半月板】の役割について簡単に説明していきます。

半月板という組織は膝の中に2つあり、内側と外側に存在しています。

この組織は膝にとって【衝撃分散・吸収となるクッション】の役割や【膝の運動を円滑】に行う助けなども担っています。

 

 

 

この【半月板】ですが、実はハムストリングスの一部とくっついているのです。

ハムストリングスの1つである半膜様筋という筋肉は後ろの靭帯や関節包という軟部組織を介して、内側の半月板後ろへ付きます。

さらに外側の半月板にも付く人もいるようです。

 

 

 

実際、43.2%の膝では、外側半月板にも付着するという報告もあります1⁾。

単純計算、1万人いたら約4千人は両方の半月板が付着している可能性があると考えると多く感じますよね。

そのため、ハムストリングス硬くなると膝を曲げる時や伸ばす時に半月板の動きにも障害をきたし、膝の関節内で挟まったりして痛みの原因になります。

 

 

 

また、ハムストリングスが硬くなる事で他の膝の筋肉にも二次的な影響が及び始めます。

それは膝窩筋という筋肉が影響を受けます。

ハムストリングスが硬くなって膝が伸びなくなると膝の裏側にある膝窩筋という筋肉も硬くなることが多いです。

膝窩筋は外側の半月板に付いています2)

 

 

 

したがって、ハムストリングス硬くなると膝を曲げる時や伸ばす時に半月板の動きにも障害をきたし、膝の関節内で挟まったりして痛みの原因になります。また半月板には痛みを感じやすい組織の1つでもあります。

Scottらの研究4)では、膝関節の各組織に対して痛みの強さの違いに関するものがあります。

その研究で半月板は痛みのレベルが高い4)と報告があります。

そのため、半月板を痛めるとかなり痛い可能性があります。

 

 

 

痛めてしまうと膝のクッション機能や動きの円滑さ低下してしまいますので、ハムストリングスの柔らかさは大切だと考えます。

今回は、半月板の詳細に関して説明させていただきました。

 

 

 

そんなハムストリングス、少しでも柔らかくしたいと思う方へ、

ハムストリングスのストレッチ方法に関しては、11月17日に紹介したブログへ記載してありますので是非ご覧下さい!!

それではHave a Stretch day!!

 

 

 

当施設のストレッチを通して身体をほぐすこと・整えることの大切さを知っていただき、少しでもイキイキとした生活をサポートできるよう努めてまいります。

 

 

痛みやコリを無くしたい方、自分にあったセルフケアのメニューを知りたい方、スポーツパフォーマンスを上げたい方、ダイエットも兼ねて代謝を上げたい方、産後の不調を改善したい方など様々な目的にてご利用頂いておりますので、是非一度ストレッチの効果をご体感ください。

 

 

 

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<参照・参考文献 書籍>

1)Kim YC et al:Tendinous insertion of semimembranosus muscle into the lateral meniscus. Surg Radiol Anat, 19(6):365-369,1997

2)林 典夫:『運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹』.株式会社メジカルビュー社 第1版,2008,p187

3)DYE, Scott F.; VAUPEL, Geoffrey L.; DYE, Christopher C. Conscious neurosensory mapping of the internal structures of the human knee without intraarticular anesthesia. The American journal of sports medicine, 1998, 26.6: 773-777.

4)Human Anatomy Atlas 2020 Visible Body

5)著者 Thomas W. Myers 2016年5年 アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線 訳 板場 英行 石井 慎一郎

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